薄毛改善!!

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ノコギリヤシサプリに発毛の効果はある?

ノコギリヤシってご存じですか?
ノコギリヤシは育毛に効果があると言われていますが本当なのでしょうか?

ノコギリヤシって何?

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ノコギリヤシは北アメリカが原産のヤシ科のハーブの一種で、アメリカの北部やヨーロッパに分布する植物です。


ノコギリヤシは文字通り、ギザギザの、45cm-1mに広がる、特徴的なノコギリ状の葉を持つ低木です。

北米の先住民であったネイティブアメリカンたちが、ノコギリヤシの実を食用や、強壮剤として使用してきたといわれています。

1960年頃から欧米では研究がすすめられ、前立腺肥大の薬として使用されてきました。
この過程でなんと実は育毛の効果があることがわかってきたのです。

ノコギリヤシは、5αリダクターゼという酵素を抑制する事で、薄毛の原因となる過剰なジヒドロテストロンだけを減らしてくれるのです。

ジヒドロテストロン自体を無くすとホルモンバランスが崩れ、性欲減退や低血圧といった副作用が出てしまうことがありますが、ノコギリヤシは、5αリダクターゼ酵素の抑制を介して、過剰になったジヒドロテストロンだけを抑制するので、副作用が少ないと言われています。

とはいえ、ノコギリヤシを服用する際にも気をつけないといけない副作用があります。

一つは、医薬品との飲み合わせで、抗血液凝固薬や抗血小板薬と一緒に飲むと出血傾向が高まると考えられています。

また妊娠中・授乳中は男児胎児や男児乳児のホルモンバランスを崩す可能性があるため、服用は控えないといけません。

経口避妊薬やホルモン療法を行っている場合は、効果がなくなることがあるので注意が必要です。

過剰摂取による吐き気や嘔吐、便秘、下痢、腹痛などの症状も報告されています。

薄毛改善 発毛薬ザガーロ(デュタステリド)の効果

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ザガーロは厚生労働省に発毛効果が認めらた成分を含むAGAの治療薬です。

アサイクルを正常化

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ザガーロにはヘアサイクルを正常化する効果があります。ヘアサイクルとは髪の毛が生えて、抜け落ち、また生えてくるまでの一連の周期のことです。

アサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」に分けられ、髪の毛の成長期が大部分を占めています。

成長期が終了すると、やがて髪の毛は抜け落ちますが、正常なヘアサイクルでは、抜け落ちた髪の毛穴からまた新しい髪の毛が生えてきます。

新しい髪の毛が生えてくると押し出されるように、成長期が終了した髪の毛が抜け落ちる、というのが正常なヘアサイクルなのです。

しかし、ヘアサイクルが正常でないと、成長期が短くなり、髪の毛が十分成長しないで抜け落ちてしまうのです。そして、そのような毛穴が多くなることで薄毛になってく訳です。

AGA(Androgenetic Alopecia:男性型脱毛症)は男性にみられるす代表的な薄毛の状態ですが、これもやはりヘアサイクルが乱れることによって進行します。

アサイクルを乱れされる髪に有害なサイトカインとしてTGF-βがあります。TGF-βは退行期誘発因子」と呼ばれ、髪の毛を退行期に誘発しヘアサイクルを乱します。

TGF-βは男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)と男性ホルモンのレセプターが結合する時に産生されます。

DHT(ジヒドロテストステロン)は男性ホルモンであるテストステロンが5α-リダクターゼと呼ばれる還元酵素によって変化することで生じます。

ザガーロの有効成分であるデュタステリドが、この5α-リダクターゼの働きを阻害することでヘアサイクルを正常化し、抜け毛の進行の抑制に効果を発揮するのです。

 

ザガーロ(デュタステリド)の発毛効果

ザガーロは発毛効果も兼ね備えています。日本人を含むアジア人過半数を対象とした臨床試験では、従来のAGA治療薬であるプロペシアに比して、ザガーロは1.6倍の発毛効果を示したのです。
 
厚生労働省に認可されたAGAに効果がある成分として、このデュタステリド(ザガーロの有効成分)、フィナステリド(プロペシアの有効成分)、他にも、ミノキシジル、が挙げられます。それぞれどのような特徴と違いがあるか見ていきましょう。

 

ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の違い

プロペシアの有効成分フィナステリドも、ザガーロの有効成分デュタステリドも、どちらも元々は前立腺肥大の治療薬として使用されていました。

ところが、これらを服用している男性に発毛が見られることがわかったため、AGA治療薬として製造されるようになったのです。

ザガーロとプロペシアの違いは、有効成分の半減期の違いがあります。半減期とは、血中の濃度が半分になるまでの時間です。プロペシアの有効成分フィナステリドで、半減期が約4時間となっています。

一方、ザガーロの有効成分デュタステリドは半減期が約2週間とかなり長くなっています。有効成分が体の中に長時間とどまるため、プロペシアよりもザガーロの方が発毛の効果が高くなっているのです。

とはいえ、副作用のリスクもその分高くなることがありますので、医師の診断を受け、よく理解した上で用法用量を守り服用する必要があります。

ザガーロ(デュタステリド)とミノキシジルの違い

ミノキシジルとザガーロでは、発毛に対するアプローチ法が違っています。ザガーロの有効成分デュタステリドや、プロペシアの有効成分フィナステリドは、男性ホルモンのメカニズムに関わることで抜け毛を予防し、発毛を促進します。

一方で、ミノキシジルは血管を拡張することで、頭皮の状態を改善し、髪の毛が育つ環境を整えます。髪の毛は毛母細胞が分裂していくことで育ちますが、成長おためには血液が欠かせません。

なぜなら、血液が頭皮にも酸素や必要な栄養を運んでいるからです。毛母細胞は毛包部にある毛乳頭から栄養を受け成長します。そして毛乳頭は頭皮の毛細血管から栄養を受け取り、それを毛母細胞に供給しているのです。

ところが、頭皮の血行が悪くなると、毛乳頭が毛細血管から栄養を受け取れなくなるため、髪の毛の成長を妨げることになるのです。

塗り薬タイプのミノキシジルは、直接頭皮に塗布することで、血液循環を促進し、発毛の環境を改善することが可能となります。

ちなみに、プロペシアの有効成分フィナステリドとザガーロの有効成分デュタステリドは同様の作用機序であるため、原則として併用することはできません。

一方、ミノキシジルはフィナステリドやデュタステリドと異なる作用機序であるため、プロペシアと併用したり、ザガーロと併用したりすることが可能です。

日本皮膚科学会の策定する「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、AGAの治療においてデュタステリド、フィナステリド、ミノキシジルはどれも「強く推奨する」治療法となっています。 

 

デュタステリドの特徴 

 ザガーロがプロペシアよりも発毛効果が高い理由は半減期の違いによると説明しましたが、実はそれ以外にも理由があるのです。

デュタステリドやフィナステリドには、AGAの原因となる5α-リダクターゼの働きを阻害する効果があります。5α-リダクターゼは男性ホルモンのテストステロンを、DHT(ジヒドロテストステロン)に変化させる働きを持っています。

DHT(ジヒドロテストステロン)は、男性ホルモン受容器と結合し、抜け毛の元となる髪の毛に有害なサイトカインを産生します。

つまり、5α-リダクターゼの働きを抑えることができれば、薄毛を予防し、発毛を促すことが可能となるのです。

この5α-リダクターゼには1型と2型の2種類が存在します。
1型は全身の皮脂腺に多く分布しているため、遺伝子的に5α-リダクターゼ1型が活発な場合、皮脂の分泌量が多くなり、脂漏性皮膚炎のリスクを高めます。脂漏性皮膚炎は頭皮に多くAGAと密接な関係にあるとされています。

5α-リダクターゼ2型は前頭部や頭頂部に多く分布し、遺伝子的に5α-リダクターゼ2型が活発な場合、額の後退や、頭頂部の薄毛のリスクが高くなります。かつてはこの2型だけがAGAの発症に関係していると言われていましたが、実際には1型もAGAに関係していることがわかってきたのです。

プロペシアの有効成分フィナステリドには、主として5α-リダクターゼ2型の働きを阻害する効果がありますが、ザガーロの有効成分デュタステリドには、1型と2型双方の5α-リダクターゼの働きを阻害する効果を持っています。

それが、プロペシアよりもザガーロの方が高い発毛効果を期待できるもう1つの理由なのです。ザガーロの5α-リダクターゼ2型の働きを阻害する効果はプロペシアの3倍、5α-リダクターゼ1型に関しては、100倍以上の効果が期待されているということです。

 

薄毛改善 発毛と育毛の違い

発毛と育毛の違い

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発毛と育毛はどう違うのでしょうか。

発毛とは毛が抜けてしまった毛穴から再び自分の毛が生えてくることをいいます。

育毛とは、まだ残っている髪の毛の成長を助けて、太く長く抜けにくい髪に育てることをいいます。

市販の発毛剤と育毛剤の違いですが、文字通り、前者は毛を生やすこと、後者は毛を育てることが目的になりますので、用途は異なってきます。

発毛剤

発毛剤は、先に述べたように、すでに髪が抜け落ちた毛穴から、髪を生やすことを目的としています。

アサイクルに関わる指令を出している毛乳頭の働きを活性化させる成分を主に使用しています。

毛根周辺に豊富に栄養を送りやすくするため、血管を拡張して血行を促進する作用があるミノキシジルや、 働きすぎてしまっている男性ホルモンを抑制することで抜け毛の進行を抑えるフィナステリドが効果的です。

発毛剤は医薬品に分類され、細胞に強く働きかける成分を含んでますので副作用のリスクがあります。副作用の例として、血圧低下、頭痛、発疹、勃起不全などが報告されていますので、 一般用医薬品(OTC)の中ではリスクがある第一類医薬品に指定されています。

そのため、発毛剤を初めて使用する場合には、専門的な診断を行っている医療機関を受診するか、 薬剤師のいる薬局で薬剤師による説明後に購入することが可能となります。

育毛剤

育毛剤は、育毛環境を整えることで髪の毛を太く長く育てることを目的にしています。

毛穴から毛は生えているが、細い毛や短い毛が多い。また毛髪が全体にやわらかくて腰がなく、弱々しくなってきた。といった悩みのある方が、抜け毛を少なくして毛を守り育て、薄毛を改善したい場合に向いています。

頭皮の環境を良くするため、抜け毛を予防する、フケ・かゆみ・炎症を抑えるための成分等が配合されています。

発毛剤がすでに毛が抜け落ちてしまった場合に使用するのに対して、 育毛剤は抜ける前の段階で使用して、抜け毛、薄毛を予防していく、といった違いがあります。

発毛剤に比べて作用が緩やかであるため、効果もその分弱くなってしまいますが、副作用のリスクが少ないという利点はあります。

生活習慣や食生活、ストレスなどの改善を同時に行っていくことで、効果を高め、健やかな髪を育てていくことが重要です。

薄毛改善 ミノキシジル

発毛効果のあるミノキシジルはAGA治療によく使われています。

ミノキシジルというのは成分の名前で、実際に使用するときはこの成分を含む外用薬か内服薬の2種類があります。

外用薬は国内で認可されている製品もあり、ドラッグストアで購入できるものもあります。

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タブレットは未認可なので、取り扱いのある医療機関で処方してもらうか、個人輸入代行を使って購入できます。

ミノキシジルの発毛の仕組みは解明されていない部分もありますが、血管拡張作用により血流が改善することや、毛包に作用して細胞の増殖やタンパク質の合成が促されることで薄毛を改善させると考えられています。

ミノキシジルを使用していると、2週間ほど経過した時点で一時的に脱毛が増える初期脱毛と呼ばれる現象が起きますが、これは効果が出ているため起こることなので驚いて中止しないようにしましょう。

アサイクルが正常化すると新しい毛が古い毛を押し出し、脱毛が起きます。新しい毛が伸びるのには時間がかかるので、一時的に毛の量が減ったように見えるのです。個人差はありますが2か月ほど経つとおさまると言われています。

外用薬は頭皮に塗って浸透させるものなので、その効果だけでは物足りなく感じて、より高い効果を得るために内服薬のタブレットを使用する人もいます。

成分が血液を通して身体の中から行き渡るため、薄毛の改善効果が高くなる反面、副作用のリスクも高くなりますので、使用方法には注意する必要があります。

ミノキシジルを外用薬で使用する時の注意点としては、頭皮の毛穴が皮脂で詰まっていると吸収効率が下がりますので、シャンプーで頭皮を洗浄してから使用する必要があるということです。

また、塗ってから浸透するまでには時間がかかるので、すぐに拭き取ってしまうと意味がありません。

個人輸入代行でジェネリック商品を購入すれば安価で入手できるので経済的です。

 

薄毛改善 プロペシア(フィナステリド)の効果

薄毛にも様々なタイプがありますが、AGAは男性型脱毛症ともいわれるように成人男性に多い薄毛のタイプです。

薄毛の進行も特徴的で、額の生え際や頭頂部の髪が薄くなっていき、だんだんと範囲も広がっていきます。

AGAは男性ホルモンが原因で引き起こされます。
男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素によって変化するDHT(ジヒドロテストステロン)が原因物質となります。

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髪の毛は毛根の毛母細胞が細胞分裂して作られていきますが、DHTが増えると毛母細胞の活動を阻害し、その結果として新しい髪の成長を抑制してしまい、薄毛になるのです。

DHTが過剰に増えなければ、AGAは予防・改善できるのですが、厄介なことにDHTの量や活性は遺伝するので、遺伝的に薄毛になりやすくなる人が出てくるのです。

いわゆる、ハゲは遺伝する、とよくいわれる理由です。

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とすると、AGAを発症すると遺伝だから仕方ない、どうしようもない、と考える人もいるかもしれませんが、対処する方法がないわけではありません。

遺伝的に薄毛になりやすい人でも、進行は食い止めることができます。
その方法の一つに、医薬品を使用することがあります。

医学的に育毛効果が認められているプロペシアの有効成分フィナステリドは、5αリダクターゼの働きを阻害することで、AGAの原因物質であるDHTの増加を防いで薄毛の進行を食い止めてくれる薬です。

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薄毛改善 自分でできる薄毛予防

薄毛改善のコツはマイナス要因を減らすこと

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薄毛を改善したいと思い立って、薬品、育毛剤頭皮マッサージなどプラス要因になることは頑張ってやっているが、マイナス要因を減らすことができていないというのはよくあります。

マイナス要因が多すぎることが原因で薄毛になっている場合は、例えばアルコールの多量摂取をやめるなど、その要因を除去することの方が改善につながるケースもあります。

生活リズム

生活リズムは髪の毛に大きく影響します。
生活リズムの乱れ、睡眠不足や質の低い睡眠は薄毛の原因になりやすいです。

食事

食事のバランスも大切です。現代人はどうしても脂質、糖質が多くなってしまい勝ちですが、良質なたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどもしっかりと摂取し、バランスの良い食生活を心がける事が大切になります。

タバコ

煙草に含まれるニコチンは血管を収縮させ血液の循環を悪くしてしまいます。すると、頭皮の毛細血管に栄養が行き届かなくなってしまいます。そのため、タバコも薄毛の原因となる可能性があります。

アルコール

 摂取したアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドという有害物質ができます。このアセトアルデヒドは二日酔いの原因としても知られています。

アセトアルデヒドが体内で無毒化される過程で、アミノ酸、ビタミンB、亜鉛などが大量に消費されてしまいます。

そのため、適量の飲酒ならさほど問題はないのですが、過度な飲酒を続けると、髪の毛の成長のための栄養が行き届かなくなり、薄毛の原因になる可能性があります。

ストレス


ストレスも血管の収縮を引き起こし、血行障害が起きます。

すると頭皮の毛細血管に栄養が行き届かなくなり、髪の成長が妨げられ、薄毛の原因になってしまいます。

過度なストレスは睡眠不足を引き起こしたり、食生活の乱れを引き起こしてしまう危険があり、それも薄毛の原因となる可能性があります。

薄毛改善と睡眠

 

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毛髪の再生促進に必要な成長ホルモンは、午後10時~午前2時に分泌がピークになるといわれています。

この時間帯は、特に良質な成長ホルモンの分泌が増加すると言われていますので睡眠の時間帯注意する必要があります。

この成長ホルモンのゴールデンタイムに熟睡できるように睡眠環境を整えましょう。
寝る1時間ほど前にぬるめのお湯で入浴すると熟睡しやすくなると言われています。

またストレッチや体操などで首や肩をほぐす、起床時に明るい光を浴びる、寝る前にスマートホンやパソコンは見ないなどの習慣を取り入れることも効果的です。

 

薄毛改善と運動

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ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動と、筋トレなどの無酸素運動も取り入れると幅広く筋肉に影響を与え、血液循環も良くなります。

また運動は 全身の新陳代謝を促したり、ストレス解消も期待できます。

普段の日常生活で運動習慣を持たない方は、ラジオ体操や軽いストレッチからでもいいのです。また、エレベーターやエスカレーターに乗るところを階段にかえたりするなど短時間の軽い運動から無理せず始めたり、日常の中で工夫してみることがポイントです。

薄毛とAGA治療

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成人男性の約3分の1がAGA

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。日本では、約1,260万人以上の方が対象とされており、成人男性にみられる髪が薄くなる状態をいいます。

成人男性の約3人に1人がAGAに悩まされているということになりますが、男性ホルモンの過剰分泌が主な理由で、抜け毛が進行し、薄毛が目立つようになります。思春期以降、額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方あるいは双方から薄くなっていくとされます。
 
”AGA治療”とは、薄毛や抜け毛に悩む方や将来の自分の頭髪が心配という方に対して、生活習慣等も含めた原因を探りながら改善を目指し、投薬を含めた治療サポートを行っていくことです。

 

AGA発症のしくみ

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 そもそも、髪の毛は抜けるものなので、シャンプー時の抜け毛や枕元の抜け毛などを過剰に心配する必要はありませんが、抜け毛の量が極端に増えてきた場合は注意が必要です。

髪の毛には、抜け落ちてはまた生えてくるといった一定の周期「ヘアサイクル」があります。正常な毛髪のサイクルが保たれていれば、薄毛になることもありませんが、実はこのサイクルを乱す物質が存在します。

男性ホルモンのテストステロンが体内で5αリダクターゼという還元酵素の働きによって活性化した「ジヒドロテストステロン(DHT)」という物質に変性し、毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体(レセプター)と結びついてしまうと、毛母細胞の活性を抑制してしまいます。

そのため、本来なら成長期の髪の毛が成長の途中で終わってしまい、薄毛が進行してしまうのです。 


完全に髪の毛がなくなるわけではない

AGAではヘアサイクルが乱れ、毛包が十分に成長しないため、髪の毛が長く太く育つ前に抜け落ちてしまいます。

しかしながら、髪の毛が完全になくなるわけではなく、細く弱々しいながらもうぶ毛は残っている状態です。

毛包が残っている限り、長く太く髪の毛が育っていく可能性は残されています。AGA治療では、生活習慣の改善も含め、あきらめずに根気強く取り組んでいくことが重要です。